- 結婚したくないって彼女に言われて悩んでいる方
- プロポーズの仕方に悩んでいる方
- 子連れの彼女と結婚するか考えている方
30歳にして、結婚できました。(婚活は一切してません)
20代の頃なんて結婚と聞くとドキドキして、「あぁ、付き合っただけでこんなにドキドキなのに結婚とかしたらもっとドキドキだよな……」とか思ってたのが懐かしいです。ずっと独身だったらなんか考えないとななんて考えてました(笑)。
そんなにもウブだった私は、いつの間にかパートナーを持ったな…ってしみじみ思うくらいになりました。
しかし、あの時はやっぱり課題もありました。
僕は初婚ですが、妻は実は結婚3度目です。しかも、三人の子持ちだったのです。(あと2歳年上です)
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そんなに何度も結婚してるとやっぱり「結婚嫌い!」とか言うワケです。そんな妻をどうやって解きほぐしたかをお話します。
彼女が結婚にネガティブなイメージを持っている理由
そもそも、なんでこんなに『結婚』というワードにネガティブな反応を示すのか?
それは3つの理由が原因でした。
何度も結婚したからもう結婚なんてコリゴリ
彼女はすでに結婚を2回しています。しかも、前回は「嫌だ嫌だ」と思いつつ、嫌な相手と夫婦生活を10年という長い時間続けてきたそうです。
結婚したら家庭に入れ、女は女らしくしろみたいなのが嫌。
前回の結婚ではこんなやり取りがあり、結婚したら彼氏・彼女のように恋愛はできない…って思っていたようです。
だから結婚自体に良いイメージは持っていないし、結婚というワードそのものが嫌い。
「結婚という言葉も嫌い」なんて言われるとプロポーズは大変困りますよね。だから、「同棲で良い」とは何度も言われました。
一番多いと思われる「結婚しよう(キラッ)」みたいな理想のプロポーズが使えないんです。これはちょっとした恐怖ですよ。
どうせ親にも結婚は反対されるだろうと思っていた
結婚するということは、親にも伝えなければいけません。バツイチでも世間体が悪く捉えられる傾向があるのに、バツニはもっとです。
さらに3人の子連れでもあります。だから、親に伝えてもどうせ反対されるだろうなって思ったようです。
自分の親もなんだかんだ古い考え方な人間なので、たしかにその辺りは不安だなと思いましたし、思っていた以上に反発がありました。
子連れだし単純に迷惑になるだろうって思ってた
子連れで再婚というのは単純に迷惑になると思ってたようで、
私でいいのかい?
ってことは何度も聞かれました。これは実際に結婚してからも何度も聞かれた言葉で、めちゃくちゃ気にしてたんだと思います。
まぁ、僕なんかはそこにあんまり抵抗がなかったし、3人子供がいるくらいのほうが良いかもしれんって思ってたので、迷惑ではなかったです。
でも、母親的には他人の子供という事実に相当な葛藤があっただろうなと思います。
結婚を良いイメージに変えるために
では、そんな結婚に良いイメージがない彼女をどう解きほぐしたか?ですが、大体この4つかなって思います。
結婚する意味を伝えた
まず、大事だなって思うのは結婚する意味を伝えたこと。
同棲で良いって言うことは「結婚という儀式は避けたいけど、一緒にはいたい」ということでもあります。
逆に言うと、結婚することのメリットが分かってないんじゃないかって思ったのです。
僕からは
結婚するのは確かに僕らにとっては意味がないかもしれない。だけど、家族は幸せになれるのかい?
子供たちは僕のことをお父さんと呼べないし、君のおじいちゃんや、おばあちゃん、お父さん、お母さんも素直に祝福できないと思う。
結婚は僕らのためにするんじゃない、みんなで幸せになるために結婚するんだよ。
って伝えました。
結婚の言葉そのものを変えた
結婚する意味を伝えて納得することはできても、結婚というワードそのものに良い印象を持ってないようだったので、「結婚しよう」って言わないでプロポーズすることにしました。
プロポーズは
「僕とハピネスしよう!」
です。
ミッ◯ーマウスしか出ないと思っている方、たしかにその通りです。でも、やっぱりそのくらい明るいイメージの言葉だし、僕の信頼している友人が大好きな言葉でした。
なんかくだらなすぎて笑えますが、なんかとてつもなく良いこと起こりそうな気がしません?(笑)
文字通り今のハピネス生活はとってもHAPPYなことしか起こりません。フゥッ!
主婦が嫌なら僕が主夫になる!
今まで鳥かごの中の鳥のような生活をしていた彼女。料理や、洗濯というものができないわけじゃないけど好きではなく、やりたいことを自由にやっていきたいって気持ちが強いようでした。
だけど、結婚すれば生活が始まり、どうしてもそういった家事が必要になる…。
だから、
「いざとなったら僕が家事をするから心配しないで!」
と言いました。
いや、マジでこの辺りは苦手だから実際にはめちゃくちゃ大変だと感じたんですが、一人暮らしやったことあるし、仕事やりながらでもやってやれないことはないだろうと思いました。
僕も料理・洗濯・掃除・育児はこの時、得意じゃなかったです。でも、主夫になること自体には抵抗はなかった。
この「思ったよりも大変だけど、奥が深いわ…」ってことが、だんよめ始まりのキッカケですね。
ただ単純に一緒にいたいを伝えた
最後はこれしかないです。
ただ単純に一緒にずっといたい。これを伝えました。
なんだかんだ、断られるのが不安だし、子供もいるからいっぱい迷惑もお金もかかるだろうって考えていると思います。だから、それらの問題も丸ごとひっくるめて結婚生活だから、関係ない!
ただただ純粋に一緒に人生を楽しみたい!一緒にいたい!
そんな真っ直ぐな気持ちを伝えました。
嫌いな言葉を好きな言葉に変えるように結婚観を変える
やっぱ嫌なもんは嫌なんですよね。それは食べ物もそうだし、言葉もそうです。どうせ避けられないことなら、少しでも、いや、めっちゃ楽しくなるように工夫しちゃえば良い。
結婚をするんじゃない、僕らはハピネスしにいく!
なんかアホらしいですが、これが絶大に効きました。そういうバカみたいにくだらないのが好きな彼女だったからってのもあります。
僕ららしい結婚の仕方だなって思います。
結婚って負担に感じる度合いが現実的には女性のほうが大きいですし、法律的な縛りもキツイです。(その分、制度的に守られています)
やっぱりここは男のほうが少しでも軽くできるようにしてあげると、彼女さんも喜ぶかもしれません。
参考になれば幸いです。
ちなみに僕たちは結婚してステップファミリーになりました。ステップファミリーが分からない方はステップファミリーとはをお読みください。
その他、結婚に関するエピソードはこちらです。
連れ子に関して悩んだエピソードはこちら。