僕のASD寄りな三男は結構なワガママです。
みなさんのお子さんはどうですか?
ASDはある特定のことにフォーカスすると、それで頭がいっぱいになってしまうということがあります。
今回は父としてASD寄りな三男との付き合い方の一部エピソードをお伝えします。
ASD寄り三男からのたっぷりな要求
三男からはとにかく注文が多いです。
特に朝はいつもたっぷりな要求をすることが多くて
たまご焼き!あと、目玉焼き!それとふりかけ!おにぎりも!
みたいな話をしてくる。
で、結局食うのは目玉焼きだけなんだけど、おにぎりがレイアウトで整っていることをイメージしているのかな?って思います。
旦那ちゃんは結構これが面倒らしくて、おにぎりを適当に作ってしまったりします。
朝は忙しいんよ…。
ただ、ご飯にのりをペタっと乗せるだけのおにぎり。
そうするとなんかイメージと違うのかなかなか満足しないでブスッとした顔をするか、泣き出すか、食べないで残されるまま…。
この辺りがこだわりの強いASDが出ているところなんだろうなぁ。
よりおにぎりらしく。要求イメージに近づけるひと手間
僕の場合でも同じことを要求されたので、ここぞとばかりに聞いてみた。
どれか一個にしない?どれが食べたい?
まぁ、どうせ卵焼きしか食べないんだから…って思い、こんな風に聞いたのである。
ところが今回は
おにぎり!
と言うからびっくり。
本当に良い?卵ないよ?
良いよ!
「おにぎりそんなに食いたかったのか〜」と思いつつ、三角のおにぎりになるようにぎゅっぎゅっとにぎってあげた。
僕は普通に握っただけなんだけど、これがおにぎりというイメージがあったのか
うわ〜〜、お父さん!すごい!さんかくだよ!
いやいや、三角にしただけだぞ?w
あんまり調子の良いこと言うもんだから
「もう一個作る?」
「うん!」
と結局、3個も握ってしまった。
ただの塩むすびだけど、なんか愛情を感じたのかめっちゃ嬉しそうに食べてた。
そして、お母さんにも
お父さんのおにぎりめっちゃうまかったよ!
なんて報告していたらしい。
作ったのはただのおにぎりなんだけど…。
でも、おにぎりを通してもらったのは『僕からの愛情』なんだと思う。
この愛情を通して、良い思い出として残って
『あの時食べた思い出のおにぎり』みたいな感じになったら良い感じのエピソードになるなぁ…なんて思っていた。
たぶん、こうして父と子の愛情は深まっていく。
毎日のことだけど、積み重ねがめちゃくちゃ大事なんだなって思う今日このごろです。