「夜、子供が泣いてしまって寝れない」
そんなことで悩んでいる家庭は多いと思います。
実際、僕らの家庭でも夜泣きに悩まされ、まだたまに一番小さい子(そろそろ3歳)が夜泣きしたりします。
夜泣きってめっちゃ響くからみんな起きちゃうんですよね…。
そういう時に対応しているのはお母さんが多いと思うのですが、実は子供の夜泣きした時、お父さんが対応すると結構簡単に泣き止む時がありました。
そこで夜泣きの時、お父さんが関わることについて書いてみます。
子供の夜泣き対応でお母さんだけでは困ること
子供の夜泣き対応はどうしてお母さんの仕事だと思ってしまっているのか?
実際はお母さんが対応しているケースが多いと思いますが、お母さんもやりたくないというか、お母さんだけでは困る理由が結構あるのです。
夜泣きがどうすれば治まるのか理由が分からない
今、まさに私も子どもが1歳半になるまで、朝までぐっすり眠れたことが無かったので辛かったです。
特に始めの頃は、抱っこしても泣いたままだし、ミルクをあげればもっと嫌がられ大泣き、オムツを変えようとすれば体を仰け反って嫌がって、じゃあどうすればいいの?!って時期がありました。初めての育児で何もわからない中のこれは本当に大変だった(笑)
すくコム – 夜泣きはつらいよ・・・ 寝不足・パパへの不満・ こうして乗り切った! 〜ママたちの共感の声・みんなのエピソード〜
夜泣きには理由があると思うのですが、泣いてしまって理由が聞けない、分からないという状況になりがちです。
そのくらいなぜ泣いているのか分からないのです。
特に子供の泣き声はよく通るので、近所迷惑になると思っている場合、余計に焦ってしまうのです。
あまりにも寝ない場合、ぶっちゃけ泣かすだけ泣かして疲れさせて寝させるという荒業も結構やります。
翌朝も普通に仕事・早起き
ある夜のこと、疲労のピークに達していた私は泣き出した長男をあやす気力すら起きませんでした。日中は普通に仕事をして、帰宅後は大急ぎで家事・育児。夜は夜泣きに付き合って、時には気が付けば朝という状態。一体いつ休めばいいの?睡眠不足のせいで大幅にパフォーマンスも落ち、仕事も家事もやり残しはたまる一方。精神的にも体力的にも限界寸前のところまできていたのです。
もう嫌だ。もう無理。
頭の中は、それだけがぐるぐる回っていて、何も考えられない状態。気が付けば、手元にあった枕を壁に思いっきり投げつけ、泣きじゃくる長男の隣で、私も一緒になって声をあげて泣いていました。
隣で寝ていた夫も、これにはさすがに起きてきました。「もう、きつくて無理…!」夫の顔を見たとたん、ため込んでいた感情が爆発。泣きながら今までの辛さを訴えました。
ファンファン福岡 – 職場復帰と同時に夜泣き再開!疲労のピークで感情が爆発した夜
最近は共働きが増えているので、お母さんだって会社へ仕事にでかけたり、パートに出たりと働いています。
専業主婦であっても、朝早く起きてお弁当づくりをしているなんて方も多いのではないでしょうか?
同じ人間ですから、睡眠不足になればやはり健康的じゃないですよね。
そんな時に子供の夜泣きはダイレクト!自分の子供なのに憎らしく思えてくるものです。
僕も三男の時はあまりにも泣き止まなかったりするので、ぶん投げたくなりましたw
疲れているのは夫だけではない
「長男を出産して一度夜中の授乳がなくなったのに、生後6カ月くらいから、夜中に泣き出してなかなか泣き止まないという時期がしばらくありまして。
その時は私が育休中だったので、夜泣き対応はすべて私。
パパは夜中に息子が泣き出すと明らかにイライラした様子。仕事で疲れているのはわかりますが、いくら私が育休中とはいえ、こちらも慣れない育児で疲れていたこともあり、パパのその態度にかなり失望しました。
また、夜中に泣き出す息子をどうすることもできない焦りもあって、あの時は本当に離婚したいと思いました。もう少し私や息子に対する気遣いや優しさを見せてほしかったです」。
OCEANS – 子供の「夜泣き」でママが疲労困憊。パパはどうすればいい?
たくさん仕事をするのはどうしても男のほうが多くなってしまうのですが、家事や、育児、そして仕事だとたくさんのことをこなして疲れているのは女性も一緒。
そんな疲れている状態で、夜泣きってめちゃくちゃ辛いんですよ。
そういう時に出る言葉は「なんで私ばっかりこんな目に…」って言葉。
この言葉が出たら夫婦の仲としては要注意ですね…。
疲れているのはお互い同じ。お互いを思いやる気持ちを持つことで育児の負担ってだいぶ軽くなるんじゃないかなって思います。
子供の夜泣きの原因は?
一般的な夜泣きの解消法はある。だけど…
夜泣きを解消する方法でよく言われることがこれです。
- 「運動させましょう」
- 「生活リズムを整えましょう」
- 「オムツを変えましょう」
- 「母親の愛情を注ぎましょう」
- 「おっぱい与えましょう」
このような一般的な夜泣き対策はあるんですが、それだけでは説明つかない原因不明の夜泣きが結構あるんです。
そういう時、「じゃあどうしたら良いのよ!」って焦ってしまうんですね。
乳幼児はレム睡眠の周期が多く、睡眠の質が浅い
実は大人と赤ちゃん・幼児では睡眠のリズムが大きく違うのです。
生後 1 ヶ月頃から,体内時計の調整ホルモンであるメラトニンの分泌もはじまり,機能が整いはじめ,昼の覚醒と夜の睡眠が安定したサーカディアンリズムが現れるようになる。
この時期から 1 歳頃まで急速にメラトニンの分泌量は増加し,昼間の睡眠が急速に減少していく。1 歳頃の幼児期に入ると夜間の睡眠も持続的になり,1–2 回程度の昼寝がおとずれる程度になり,1 日あたりの睡眠時間は13 時間程度になる。
4 歳頃になると日中の睡眠は午後だけになり,6 歳頃になると 1 日あたりの睡眠時間は 10 時間程度に落ち着き,生理的な昼間の睡眠は消失し,成人の睡眠構造に近づいていく
東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター – 乳幼児の睡眠と発達
サーカディアンリズムというのは体内時計のこと。
実は乳幼児の場合、この体内時計がまだ正常に働いていません。だからちょっとの刺激で起きてしまうレム睡眠の割合が大人に比べて多いんですね。
このグラフから見るに、5歳くらいになるまではレム睡眠という浅い眠りが増えるので、起きてしまいやすいということ。
なんか眠いのに寝れないってことたまに経験すると思いますが、それと同じ状態ということ。
夜泣きは赤ちゃん側からすれば「なんか知らんけど寝れないわボケー!」と泣き叫んでいるに違いありません。
子供の夜泣きを夫が対応するメリット
実はこういう子供が夜泣きをして寝付かない時こそ、お父さんが対応することで多くのメリットがあります。
家族がぐっすり眠れる
僕の場合、めっちゃくちゃ泣いたりしていた場合、抱っこして別の部屋に連れ出して、あやしています。
この別の部屋に連れ出すだけで、結構音って遮断されるんです。
そうすると、家族みんながぐっすり寝れるんですね。
僕の場合は、音がすごくよく入ってくるほうなので、泣いていたら結局寝れません。
どうせ寝れないんだったら、連れ出して泣き止ませたほうが結果的に早く泣き止むんですよね。
子供のほうから泣いている理由を教えてくれる
子供がある程度喋れるようになっていると、子供のほうから理由を教えてくれることがあります。
- 「お水が飲みたい」
- 「抱っこしてほしい」
- 「鼻がかみたい」
- 「ママが良い(ママに抱っこしてほしい)
結構多いのが「ママが良い」ですw
お父さんとしては泣きそうですが、そういう理由を聞いてママのところに届けてあげると、ママも抱っこしてくれて、子供がすぐ寝てくれます。
夫婦間の仲が良くなる
お母さんが子育てで悩む理由の一つに「旦那が子育てに参加してくれない」ということがあります。
特に夜泣きは妻だって寝たい!と思うタイミングです。
子供は母親だけで育てるものではありません。父親として一緒に子育てに参加するべきじゃないかな〜と僕は思います。
なので夜泣きで大変な時こそ、その大変な役を自ら買って出ることで「子育てに協力してくれた」と感じてくれるハズです。
僕の家庭では結構その辺は当たり前になっているので、直接お礼言われたりしませんが、妻から夜泣きについて「あの時どうだった?」みたいに聞かれることはあります。
子供が夜泣きしている時こそ夫が動こう
子供が夜泣きしている時、「なんで俺が動かなくちゃいけないんだ」とか思う人もいると思いますが、それだけだと子供が泣きっぱなしになるケースもあります。
そうすると結局、睡眠の質が落ちますし、僕は寝れないなんてケースが多くなるんです。
もうこうなったら俺がまとめて面倒見ちゃるわぁ〜!
そのくらいの気持ちでお父さんが対応すると、結果的に早く夜泣きが治まるので、夜泣きをした時こそ出番だと思ってお父さんが対応してみましょう!