ソルティーです。

今日は自分が妻の苦しみや、大変さを理解するためにどうしたのか?ということについて、お話をしていこうと思います。

私は、結婚した時に「家庭を守るんだ」って言って、お金を稼ぐっていう選択をしました。

そして、妻には子育てと 家事を任せて分担したつもりでいました。

もちろん、妻も 納得をして、妻自身も週2回働き、その間、自分は子育てっていうことをしていました。

ですけども、だんだん男として稼がなければならないという圧、そして、家庭内でたくさんのお金がかかってくる。

そうした中で、 自分は支払いをするために仕事をしているっていうことに、だんだん気づくようになります。

そうしていくと、自分のやっていることは、

「これじゃないな」
「これで本当に正しいのかな。」
「もっとお互い幸せになる働き方ってできないのかな」

っていうふうに考えるようになりました。

今、コミュニティスペース本拠地というものをやっていますが、この本拠地がリニューアルした時、私は妻のやっていることを理解しているようで、 理解できていなかったと思って、

「役割を完全に交代したい」といいました。

つまり、僕は主夫になりたいって打ち明けたのです。

それは、「自分がメインでは働かないぞ」っていう決意でもあり、妻に「君に大黒柱として働いてほしい」っていう 無茶なお願いでした。

ですけど、そうしなければ、妻の苦しみや、大変さっていうものが、一体どんなふうに苦しんでいるのかっていうのが想像や、ネットで見た知識でしかわからないと思ったのです。

本当に理解するためには実際に体験しないとわからないんじゃないかって思って、そのようにしました。

妻は 快く受け入れてくれました。

自分はそのおかげで、妻はどんな時に苦しみ、どんなふうに大変だっていうことが体験ベースでわかるようになりました。

もちろん、完全ではないですけど…。

「あぁ、こういうことなのか」と身を持って理解できるようになったのです。

そして、今、またそのバランスを中間になるようにできないのかということにチャレンジしています。

妻も僕も活動でき、妻も僕も育児も家事もする。

そういう働き方できないかなっていうことをやっています。

とても難しい道かもしれません。

でも、仕事だけで 自分が生きているって実感できるわけでもなくて、仕事もあり、家庭もあり、そしてその他の関係もある。

その関係性の中で自分が生かされている、生きていると 実感できること。

これが本当に大切なことなんじゃないかというふうに思っている今日この頃です。