どうも、ソルティーです。
妻と車の中でちょっと面白いテーマで話し合いました。
ネタとなったのはこれ。
▶3歳長女を8日間自宅に放置し死なす、自分は旅行に…24歳母逮捕
子供を一週間以上放置って…、そんなん自分だったらやれないわ…。
たぶん、そういう育て方しかしてもらってなかったという変なサイクルにハマったことが原因なんじゃないか?って妻と話してたんですよね。
そしたら、妻とこんなやり取りが。
なーなー、学生の頃までは男性も女性も同じじゃん?
まぁ、そうですねぇ。
社会に出たら男性と女性に差が生まれてしまうん??
む…、なんでだろうねぇ…。
その後、テーマを深堀りしていった結果、面白い答えに辿りついたのでその内容をシェアします。
男性と女性の差って一番何で感じるのか?
男性と女性がいる…、これは人間である以上どうしようもないところです。
でも、問題なのは男性と女性の間で差があること!
稼いでくるお金の量が違うと思うんっすよ。
そう、これは実際僕も思っていて、職業斡旋所(ハローワーク)などの時で見る場合、男性はいくら、女性はいくらとか書いてあるワケじゃない。
のにも関わらず、昇進しやすい、というか評価されやすいのは男性のほうが圧倒的に多い。
部長、課長クラスになってくるとほとんどが男性。
残業しようという空気があっても良いのに、どうして女性の場合、そこまでお金の差が生まれてしまうのか?
冒頭で書いたように大学生までは学業に払う額も、学業の量に差があるワケじゃない。
そして、筋力とかに差はありますが、逆に男性にできないところは女性が得意だったりして、能力的に大した差があるワケじゃない。
筋力が稼ぎに影響するのか…?いや、そんなことはありませんよね。
子供ができたら女性がやるべき…みたいな風潮があるからか?
稼ぎに差が生まれているのは分かるのに、どこでその差が生まれてくるのか?は二人ともすごく疑問でした。
実は男女の差は「女性には優しくしよう」が生んでいるのではないか?
そこで僕が言ったことは「女性には優しくしよう」ってことがそもそも男女差を生む原因じゃないか?と話しました。
僕が体験したプログラマー時代の職場では女性だから早く帰りなさいがあった
僕の昔の職場なんですが、男性も女性も残業していました。
定時の18時から深夜の2時まで働くなんて当たり前のようにやっていたザ・ブラックな職場です。
ところがリーダーから「女性は(危ない人もいるかもしれないし、心配するかもしれないから)21時で帰っていいよ」と言われるんですよね。
女性もその言葉に「いや、悪いですよ」と言いますが、「大丈夫だから帰りなさい」と上の男性たちは言う。
「オイコラ、若手の僕の意見は聞かないんっすか?」
とは結構思ってましたけど、言えませんでした。
なぜかというと、「女性には優しくしよう」という空気が社会全体に流れているのを知っていたし、当たり前だと思っていたからです。
もちろん、男はその後も残業しています。(その会社は21時以降はサービス残業だったんでお金は出ないけど)
でも、大変な時に頑張っている人が評価されるし、そうあって欲しいじゃないですか。
だから文句は言いませんでしたし、女性たちも「悪いね〜。じゃ、帰ります」ということも結構ありました。
妻のアパレルの職場でも起こっていた男女に差がある働き方
妻もアパレルのアルバイトをしている時、21時以降は男性以外は働いてはいけないというルールがあったようです。
閉まってからの作業は明日の引き継ぎや、セールものの準備などだと思うのですが、たしかにアルバイトがその時間内に立ち入っているということは想像しにくいなと感じます。
でも、時給は21時以降のほうが高くなるんですよね。
しかし、女性の店長になってからは21時以降も女性が立ち入ることを許されるようになったようです。
ただし、それは「何かあってもお店側で責任は取れない」という状況でもあったようで、相応の覚悟がないとお金を得るという空気感は作れないのかなと思います。
そもそも、その「女性だから…」「女性には優しく…」って男性だから言えることでもあるし、そういう風に昔から教わってきてしまっているし、女性も女性でその空気感に乗っかっちゃってるので、男女差が生まれてしまうんだと気付きました。
逆に「女性には優しくしよう」という言葉がある限り、女性が「男女平等で生きやすい!」という世の中になることはないし、男女平等って本当に大変で、女性には覚悟がいる生き方なんだなと思います。
「女の子なんだから…」とか、「女の子だから優しく」とか…、そういう言葉を使っている限り男女平等になることはないのかもね…。
私の名前(本名)も昔、「男の子みたい」って思って名前嫌いだったけど、男女区別なのかはとても考えさせられるね…。
女性は稼ぎを得るために夜に働くようになり、歪みが生まれる
夜の時間、働けなくなった女性は性を武器にした仕事を考えるようになります。
男性が性を離す一方、女性が性を使って男性に取り入ることもするのです。
そうすると何が起こるのか?課題となるのが子供の存在です。
朝から夕方までは保育園、幼稚園があり、仕事を任せられます。
でも、夕方以降で子供を預かってくれるところはあまりありません。トワイライトステイと呼ばれるサービスがあるのですが、都内しかなかなか見かけないので、利用もできない。
- トワイライトステイって何?(ここをクリックして詳細を表示する)
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トワイライトステイ(夜間保育、または夜間養護)とは、夜間や土日祝日に保護者に代わって、保育所、養護施設、乳児院、支援センター、民間協力者宅などで一時的に子供を預かる育児支援事業のことです。 ただし、認可を受けたトワイライトステイはまだ数が少ないため、近くに利用できる施設がないかもしれません。認可外の夜間保育もありますが、やはり料金は高めになります。
出典:子供を夜預けたい!トワイライトステイの使い方、料金や時間帯 – ほいくのキャリア数も少なく、料金も高め…となると、やはり夜の勤務は一般的ではありません。
どうしても昼働くのが通常となってしまうのは仕方がない…。でも、それだけでは生活できない。シングルマザーだと尚更辛いところですね。
今回の事件はこのような歪みがあったからこそ、生まれてきたのかもしれません。
最終的に何をすると男性、女性共に幸せになれるのか?
まずは親の心を救いたい
僕らが最終的に話したのは家族や、地域での協力体制でした。
そもそも、放置していることに気付かなかったということが課題に感じていました。
「最近、子供どう?」
「大きくなったわね〜!」
のように指摘し合う仲ではなくて、助け合ったり、見守り合う仲が大切。
そういう点では、家族とのコミュニケーションもとても大切なことだし、地域というか、ご近所とのコミュニケーションもとても大切。
「自分一人で子供を見ているワケじゃないんだ」という少しでもふっと休まる瞬間があったら、それはとても女性の生きやすさに繋がってくるなと感じます。
僕らも本拠地に来てくれるお客さんに子供見てもらったりすることあるからね〜。
今住んでる家族だけじゃなくて、みんなで育てるって大事よね。
男性の理性度を高めるってのが一番重要
結局、この問題って何が一番大事だったかっていうと男性の理性度…、健全度とでも言いますか、それを高めることが根本的に大事だなと結論になりました。
一番の悪者って女性を襲ってしまう男性なんですよ。
性を否定することはさすがにちょっと違う。男性の中にも立派な人はいる。
女性を襲ってしまう理性が足りない男性が世の中にはたくさんいて、そういう人たちを基準にしてルールを作ってしまうと、女性の働きにくさ、生きにくさに繋がってしまう…。
そういう点では、地域のおやじの会などお父さん同士の交流を持ったりして、地域全体の健全度を上げるってものすごく重要な活動なんだなって気付きました。
結局、ストレスや、物足りなさが女性に行ってしまうってのはどうしても本能的にあるので、足りないと感じているエネルギーを別なところで発散させる。
さらに健全なお父さんから自分の姿を振り返り、律することができる。そういう点では地域のセキュリティとしては本当に重要な視点なんだなと感じました。