- 普段健康を意識しないって人
- 老後も健康的に過ごしたいと感じているけど、まだ実践できていない人
- 老いるのが嫌で健康情報を集めている人
自分は結構健康に関する情報を試していて、肌だったり、髪の毛だったり、自然的に試せるものはなんでも試してきました。
そんな僕の最近の健康診断ではほとんどA判定!
しかし、A判定程度ではまだまだ満足できません。なぜなら、人は老いるからです。
僕は老いというものを20代の頃から意識するようになりました。
大人になってクレーター肌になりたくない!
目が見えなくなるのは嫌だ!
歯は20本以上残したい!
わがまま過ぎない?
いや、ワガママと言われようが、誰しも戦うことになる老いを克服したい!健康を維持したまま死にたい!
そんな健康オタクな僕が出会ったのが今回紹介する『金を使うならカラダに使え』です。
老いというものを意識し始めた人にこそ読んで欲しい一冊だと思ったので、今回はこの本の要約や、重要なポイントなどを紹介していきます!
金を使うならカラダに使えの目的
『金を使うならカラダに使え。老化のリスクを圧倒的に下げる知識・習慣・考え方』は、堀江貴文氏と予防医療普及協会が共同で執筆した書籍。
そもそも日本は予防に対する意識が外国と比べて低く、そこを何とかしたい!と立ち上がったのが予防医療普及協会らしいですね。
この本は『健康寿命』を伸ばすことに特化している本なので、普段、健康診断なんか行かないよ!って人こそ読むべき本だと感じました。
- 健康寿命とは?(クリックして詳細を表示)
つまり、動けないけど生きているという状態が10年もあるということ。この差を埋めるためにはどうするのか?という具体的な方法が書かれたのがこの本です。
普段、意識している人が少ないからこそだよね。
取り入れるとQOL(生活の質)も変わると思う!
金を使うならカラダに使えの要約
金を使うならカラダに使えを読みたいけど、大事なところだけ知りたい!というそんなアナタにネタバレ覚悟の箇条書きで要約をお伝えします。
この本の面白いところはこの本は、老化のリスクを極限まで下げることを目的に、日常生活に取り入れるべき習慣や知識を具体的に医師の言葉を借りて解説している点ですね。
医師の言葉だから重みがあるし、全くの当てずっぽうってわけでもない。
特に『安全重視』な側面が強いので、リスクがあるけどやってみよう!ではなく、一回やればOKとか、毎日やるけどお金はかからないとか、飲むだけでリスクを大きく下げられるとか…、痛くない、怖くないを徹底的に追求している感じが良かったなと思います。
わたしも気をつけたほうが良いのかしら。
やったほうが良いかも〜。カラダの気になる部位ごとに解説しているから、真似できるところから取り入れられると思うよ。
金を使うならカラダに使えで大事だと思った内容
ここからは個人的に金を使うならカラダに使えの中で、役に立った!とか思う内容を伝えていきます。
あくまで個人的に…なので、内容が偏っているのはご了承ください。
健康診断の重要性
まず、健康診断の重要性が強調されています。
日本はそもそも健康への意識が低すぎたのだとか。
健診や人間ドックを受けなかった者について、性別に受けなかった理由をみると、男は「心配な時はいつでも医療機関を受診できるから」が30.4%と最も高く、次いで「時間がとれなかったから」、「めんどうだから」となっており、女は「心配な時はいつでも医療機関を受診できるから」が34.2%と最も高く、次いで「時間がとれなかったから」、「費用がかかるから」となっている。
健診(健康診断や健康診査)や人間ドックの受診状況 – 厚生労働省
年齢階級別にみると、男は、「20~29歳」では「めんどうだから」、30代から50代は「時間がとれなかったから」、60代以上は「心配な時はいつでも医療機関を受診できるから」が最も高くなっており、女は、「20~29歳」では「費用がかかるから」、30代、40代は「時間がとれなかったから」、50代以上は「心配な時はいつでも医療機関を受診できるから」が最も高くなっている。(表20)
この1位の必要な時、心配な時って…
そんな時ってそのままだと一生来ねぇよ!
って思ったり。逆にいうと「やばくならないと行かないよ」って言ってるようなものじゃないかなと感じる結果ですね。
健康診断は学校のテストと同じで、自分になにが足りていないか、もっと伸ばしたほうが良い部分はどこかをチェックするために行うものです。
逆に健康診断だからこの時だけは頑張ろう!みたいなことをやって数値を誤魔化していると、自分への健康意識も誤魔化して、隠れている病気に気付けなくなってしまう。
普段通りを見せることで未然に深刻な疾患を防ぎ、早期発見・早期治療が出来る環境を整えることが非常に大切なのかなと。
ここがその他の章に繋がっていくポイントになると思うので、しっかり健康診断は受けていきたいなと思いました。
正社員だと健康診断は基本無料(会社負担)で受けられるからね。
追加料金を払えば、調べる項目を増やせるよ。
試せるものは何でも試す意識
この本は積極的に試していこう!(良い意味で)みたいな、健康ガチ勢の医者が多い印象を受けました。
そもそも日本人の傾向として、リスクがあるなら避けたほうが良いという考え方が多いです。サプリメントなんかも「怖いから」「意味ないから」と言って摂らない人も多いですよね。
でも、リスクがないということは何も変化が起きないということでもあります。見えていないだけで確実に歳をとり、老化をしていくので、それだけでは老化に勝てないんですね。
安全性をしっかり調べて、納得して多少のリスクを取って積極的に健康を維持する意識に変えていかないとアンチエイジングは不可能。
そのリスクと安全のバランスと如何に付き合うか?というキッカケを、金を使うならカラダに使えでは届けてくれているのかなと思います。
普段意識したことない人は、1個変えるだけでも十分だよね。
足から風呂に浸かるように、少しずつ自分に浸透させると良いんじゃないかなー。
意外と歯が大事
前々から思っていたことですが、やっぱり歯が大事なんだなと感じます。
歯に異常があると痛くて人生を楽しむどころじゃない。特に歯周病は見えない形で徐々に忍び寄ってきて、最終的に抜歯に至る病。
歯から悪いものが血液に乗って全身に運ばれるというのは知っていましたが、認知症に繋がっているんじゃないかという話は初めて聞いたこと。
前、歯石取りをするために歯医者通ってましたが、こりゃ復活させたほうが良いよな〜と感じるキッカケになりました。
昔、介護やってたことあるけど、たしかに認知症になってた人は入れ歯とか歯が悪かった印象。
あながち嘘じゃないのかもね。
運動は最強
どこでも言われている話ですが、やっぱり運動は最強だと改めて思います。
運動って激しく動かす必要はなく、汗がにじむ程度でも良い。
ウォーキングでも、しっかり手を振って歩けば、ほとんど全身運動かなって思うので、毎日8000〜10000歩は継続中。
落ち込んだ日でも次の日にはメンタルをほぼ持ち直せているのは、やっぱり普段からウォーキングをしっかり行っているからだろうと思います。
筋肉は使っていない部位から衰えていきますし、生活の質(QOL)を維持していくために、運動でしっかりと全身使っていきたいですね。
私は歩いてなくても健康だよ。
あなたは特殊過ぎるんだって(笑)。
長期的な視点で取り組む意識
最後に、長期的な視点での取り組みがすごく大事だと感じます。
人間はすぐ結果が欲しくなるものです。しかし、健康は見た目には何の変化も起こらないことが多い。だから止めてしまう。
僕は太るカラダから痩せるカラダになったり、ニキビばっかりの顔から脱出して「肌キレイですよね」と言われるようになるまでに10年かかってます。
ここに至るまでに漢方に手を出したり、サプリメントをいろいろ変えてみたり、激しい運動や、筋トレ、ファスティング…、本当にいろいろやりました。
どれも少しは効果があったとは思いますが、結局残ったのは毎日のウォーキングと、サプリ、糖質制限、発酵食品、メンズケアの5つ。
健康は老化と同じように少しずつ変化が生まれてくるもの。長期的に取り組まなければ意味がないもので、過程も楽しみながら続ける意識が大切ですね。
そういえば本当にいろいろやってたよね〜。
緩く、無理なく、気持ちよく続けられるのが良いと思う。
健康を意識しない人はぜひ一度読んでみて!
それではまとめに入りましょう!
私みたいなお酒大好きにも合うかな?
ホリエモンもお酒好きだから、飲んだ時はこうすると良いよみたいな情報もところどころあったよ!
今回は金を使うならカラダに使えをレビューしてみましたが、本当に健康は一日にしてならずですね。
なんだかんだ自分のカラダが健康でいるってことは、当たり前じゃないなって思います。替えの効かない車に乗っていると思って、しっかりメンテナンスして乗り続けていこうと思います。
それでは素敵なファミリー・ライフを!