- 三歳児健診ってどんなことをやるのか分からない人
- 会場は地獄って言うけど、何が大変なのか知りたい人
- お父さんが三歳児健診に行くとどうなるのか知りたい人
三歳児になると三歳児健診なるものがあるんですよ。
こういう健診は定期的にあるものなんですが、大体はお母さんがやっているわけですね。
だんよめファミリーでも例に漏れず「この魔王みたいなヤツの健診となったら大変なんだろうな」と思ってたら妻がこの夏の暑さで熱中症に!!!
すまん、あとは任せた…バタッ。
むむ、ある意味、貴重体験!!
そんなワケでお父さんが三歳児健診をやってみたレポートです。
ドキドキあり、ドキドキあり、ドキドキありのレポート。(ドキドキしかない)
ぜひお読みください。
そもそも三歳児健診とは?
そもそも三歳児健診は、しっかり発育しているか?他の子と比べ成長が遅くなっていないか?ということを調べる健康診断です。
3歳児健診(さんさいじけんしん)は、乳幼児の健康や発育・発達の定期的な健康診断の中で、1歳6ヵ月健診の次に行う健診のことである。正式には、3歳児健康診査という。
出典:Wikipedia
内容は身体検査や、言葉の理解など、知能の遅れなどがないかなどをチェックします。
健診の内容は、幼児期後半の発育として重要なことばの理解や会話の発達状況から、医師による問診、身体計測、視力、聴覚検査、検尿で、他に希望により、子育て相談、歯科健診、栄養相談、フッ素塗布なども行われ、母子手帳を持参する。もし発達上の問題が見つかった場合は、地域の相談センター(たとえば、児童相談所)や医療機関への紹介の手続き行うこととなる。
出典:Wikipedia
お父さん、知らないだろうけど…、行ってみると結構大変なんです。
実際、僕もなめてかかってましたもん。
3歳児健診の前に自宅で行う視力検査
まず、僕的に驚きだったのが検査に行く前から検査が始まるということ。
やるのは聴力検査と視力検査。この2つを自力でやります。
検査に行く前から何だか大変だぞ…?
視力検査の方法
視力検査は行う方法が紙で記されています。
いやー、丁寧ですね。丁寧すぎて全部見ませんよ(笑)
一応、いつもの視力検査で使う『C』が記載された紙があるので、それを見せながらどっち?って検査します。
大きいCの練習用と、小さいCの本番用。3回正解したら合格です。
なかなかしっかりやってくれないのが困りもの
ところがやる気にさせないと全然違う方向に指出して困らせたりします。
お前、見えとるだろーがっ!!(笑)
これだと、なかなか先に進まないんですよね。
最後は趣旨を変えて、僕もプルプルしながら紙を出したりして、笑わせながら視力検査してみました。
もうね、楽しくおかしくやるしかないですよね。最終的には見えてるって判断できればOKな感じでした。
3歳児健診の前に自宅で行う聴力検査
聴力検査も健診前に自宅で行うものですね。
聴力検査の方法
こっちはねことか、いぬとかを親が言って、子供が指差しをするという方法。
練習は大きな声で、本番は1mくらい離れて小さな声で行います。
全部当たれば聴力検査はOK。
子供に振り回されて時間なくて焦った
ただね…、こういう検査って急いでいる時ほどうまくいかない!何しろ出かける前に検査することに気づいてめっちゃ焦って検査したんですよね。
でも、そんなのお構いなしに子供は親が困るように応えるんですよ。
「かさ」って言うと、なぜか「いす」をニヤニヤしながら指さすんですよね〜。
◯なんだけど、◯じゃないんですよね〜〜。
「困るから止めろや、急いでんのこっちは。ピキピキ」
そんな感じでドタバタしながら検査完了。急いで出発!
ギャン泣きする団体様に戸惑う健診会場
やっと健診会場に到着。
もうすでに疲れてて、「お母さん、マジやべーわ。すげーわ」とか思ってたんですが、ここからが本番でした。
検査する保健センターに着いたら、当然他の子たちもいますよね。
魔の三歳児の団体様、ほぼ全員完全に理性失っておりますわ。
保健センター内でドタドタと走り回っている子や、泣き叫んでいる子など、お母さん方がマジで気が気じゃないって感じ。
「あぁ、ウチの子どこいくの!」
まさにそんな感じでしょうか。
うちの三男は玄関くらいだったら、まだ笑顔です。何しろ、お父さん、今日はめっちゃ遊んでくれてますからね〜。
いつの間にかじゃんけんできるようになったのを発見したので、じゃんけんで遊びまくってました。
こういうところでスマホ見ちゃうお母さん多いと思うんですけど、僕はここでご機嫌取りしておいて良かったと思いました。
健診会場に入った瞬間、鬼が大きな口を開けて待っていますからね(笑)
健診会場に入ってからが地獄の始まり
体重測定と身長測定が鬼門
さきほども言いましたが、会場の入り口で尿検査キットを渡した後、行われるのが鬼の住む体重測定と身長測定です。
世の中のお父さん、「なーんだ、ここは大丈夫だろ」なんて簡単に考えちゃいけません。
実は子供にとって、この体重測定が一番怖いところなんです。レベル1の状態で魔王の城に着いちゃったくらいのレベルでヤバイところなんです。
三男の前にやってた検査受けてる子がめちゃくちゃビビり、逃げ惑っていて
「いやだ〜!いやだ〜〜!!」
とギャン泣き。
周りの大人は子供を鷲掴みしながら「できるできる!!大丈夫大丈夫!!」なんて言ってるもんだから、その様子を三男ガン見状態。
そりゃ、見るわな。
全然大丈夫そうに見えねーもん(苦笑)。
台に乗るだけの体重測定器の何がそんなに怖いのか分からないけど、とにかく泣き叫び。
しかも、その先には身長測定が始まります。
こちらもギャンギャン泣いて逃げ惑う始末。さらにそれを見て、後から来た子も泣いてる(笑)。
なにこれ、地獄絵図ですやん(笑)
そんな中、ウチの三男は他の子が泣いてても気にせず、泣きもせず、しっかりやり遂げました。
逆に笑いもせず、なんかロボットみたいだったけど(笑)。緊張したんだろうなぁ…w
その後、泣きまくってた子のお母さんから
「いやぁ〜、偉いですねぇ〜〜」って言われるほどでした。あんなに泣かれて、当事者だったら僕も困る。さすがに同情するわ…(苦笑)
歯科健診も地獄があるらしい
前に検査受けてた子をあっさり抜かし、さくさくと歯科健診へ。うちの三男は泣きもせす、嫌がりもせずであっさりクリア。
でも、後から来た子は泣きまくり。やっぱりここでも地獄なのかな…(笑)。
検査という検査が未体験だから全部怖いんだろうなぁ。こりゃ子供に泣かれたお母さん、この2時間で気が狂うわw
最後は保健相談。ここは注意が必要
「やっと終わる……。」と安心するのはまだ早いです。最後は保健相談があります。
実はこの保健相談、最初に子供に問いかけがあります。
- お名前は?
- 何歳?
- 名字は?(分かるかよ(笑))
実はこの問いに子供が全然返答できないと発達障害を疑われてしまうみたいなのです。
すぐ隣には育児相談ってブースがあります。
パーテーションで仕切られてて、「なんかめっちゃくちゃプライベートな空間だな〜」と思ってましたが、そういうことだったんですね。
発達障害などで少し不安だなとか、悩んでるとか感じている方にとっては嬉しいのだと思いますが、全然感じてない人にとっては少し厄介。
何しろ20分以上もかかるみたいなので。
子供もこの時は疲れ切っています。今まで返答できたとしても答えられないことも多いかも。(ウチの子はそうでした)
子供が答えやすいように耳元で囁いたり、ヒントをあげたりするのはOKみたいなので、最後はバシッと乗り切りましょう!!
3歳児健診では予防接種を勧められる
僕の場合は、一個だけ忘れているものがあって予防接種で忠告を受けました。
今の時代、予防接種を全然やらない、受けさせる気もないって人がいます。
受ける受けないは家庭内の自由だと思いますが、その場合、延々と予防接種の大事さについて説かれるみたいなんで、注意しましょう。
ちなみに僕は予防接種は受けたほうが良い派です。自分の身体じゃないし、他の人にまで迷惑がかかる可能性があるし、人間本来の抗体の力を利用する方法だから構わないかなと思ってます。
ただし、インフルエンザとか毎年受けるようなって予防注射は「抗体まったく無意味じゃね?」と思って受けないんですけどね。
お父さん、3歳児健診の後はお母さんを労いましょう
いや、今日一日まことに勉強になりました。こういう家事や、育児の積み重ねがママさんたちのストレスになるって本当だなって感じます。
特に気になったのが、三歳児健診に来ている人はお母さんしかいないこと。お父さん率0%でした。(僕以外)
うん、でもしょうがないと思うんだ。お父さんも仕事もあるのは分かっています。僕が少々特殊で自由で幅が利くのは分かっています。
ただ、健診って義務になってるし、これだけ大変なんだってことを知って欲しいと思って書きました。
僕も普段少しずつでも家事をやるお父さんだと思っていたんですが、今回はマジで大変な現場を目の当たりにしました。
お母さんたち、偉い!これは家庭を守るっていう立派な仕事ですわ!!
そんなワケで健診の後は労ったり、話を聞いたり、優しくしたりしてあげてくださいね。
その他三男に関する記事はたくさんあるので、良かったらお読みください。